息子の1歳の誕生日を迎えて
~出張中サラリーマン父の記録~
先日、息子がついに1歳の誕生日を迎えました。
仕事の都合で普段は出張が多く、家にいられる時間は決して長くはありません。
それでも「この大切な日だけは家族と一緒に過ごしたい」という思いから、誕生日の2日前に有休を取り、準備に加わりました。
妻の頑張りと、父の役割
準備の中心になっていたのはもちろん妻です。
料理やケーキの手配、飾りつけのアイデア、当日の段取りなど、細やかな気配りは本当にありがたいものでした。
私はというと、主に家の掃除を担当。
普段は出張で家を空けることが多いので、掃除はどうしても妻に任せがち。
だからこそ、この日ばかりは「少しでも妻の負担を減らしたい」との思いで、隅々まで掃除機をかけ、床を磨きました。
それだけでも自分なりに役に立てた気がして、ちょっとした達成感がありました。
部屋の飾りつけとプレゼント
掃除が終わると、妻と一緒に部屋の飾りつけをしました。
そして一番悩んだのは誕生日プレゼントです。
まだ1歳、言葉もおぼつかない時期ですが、最近は音が出るおもちゃに興味を示すようになってきたので、指先を使えるおもちゃを選びました。また、ベビーカーに座ってほしい思いもあり、ベビーカーに固定できるおもちゃを買いました。
おもちゃが入った箱を見せるとカラフルな箱に興味深々になり、夢中になって遊んでいる姿をみるととてもうれしく思いました。
その姿に、1年間の成長をしみじみと実感しました。
当日の誕生日パーティー
迎えた誕生日当日。
ケーキを前に座った息子は、最初は不思議そうな顔をしていましたが、ヨーグルトで作ったケーキを食べたときはおいしかったみたいで何度も欲しいとお代わりをしていました。
写真を何枚も撮りながら、家族3人で笑顔あふれる時間を過ごしました。
妻が作ってくれた料理を囲みながら、家族で「1年間よく頑張ったね」と言葉をかけ合う瞬間は、本当に特別なものでした。
慣れない子育ての中で、嬉しいことも大変なこともたくさんありましたが、この日の笑顔で全てが報われたような気がします。
翌日の特別なお出かけ
誕生日の翌日には、家族で靴を買いに行きました。
息子のファーストシューズです。
せっかくなので、ニューバランスの同じ色の靴を親子でそろえることにしました。
店で小さな靴を試し履きさせたときの息子の表情は、不思議そうに足に変なものがあってずっと触っていました。また歩こうと立ち上がった時には、すぐに靴を脱ごうとしなかったことに驚きました。
私自身も同じ色の靴を購入し、これから親子でおそろいの靴を履いて出かけられると思うと、嬉しさが込み上げます。
1歳という節目に思うこと
1歳という節目は、親にとっても特別な意味を持ちます。
この1年間、無事に成長してくれたことは決して当たり前ではなく、支えてくれた妻の存在、そして息子自身の生命力に感謝するばかりです。
出張が多く、日々の育児の大部分を妻に任せてしまっている自分ですが、今回の誕生日を通じて「父としての役割」を改めて考えさせられました。
掃除や飾りつけといった小さなことでも、自分ができることを精一杯やる。
そうして少しずつ家族の思い出を積み重ねていくことが、父親として大切なのだと思います。
おわりに
息子の1歳の誕生日は、私にとっても忘れられない記念日となりました。
これから先、息子はますます成長し、できることも増えていくでしょう。
その一歩一歩をしっかりと見守り、できる限り一緒に歩んでいきたい。
親子でそろえたニューバランスの靴を履き、これからもたくさんの道を一緒に歩いていけるように。
そう願いながら、今日も私はまた出張先へ向かいます。
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