日清製粉ウェルナの『ホットケーキミックス 極もち』を試しに買ってみました。
名前のとおり“極”がつくほどもちもちなのか半信半疑でしたが、実際に焼いてひと口。
表面はほんのり香ばしく、中はきゅっと弾むような粘り。想像以上の食感で、思わず追加で焼いてしまいました。
以下、作り方のコツから味の印象、簡単アレンジまでまとめます。
目次
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なぜ「極もち」を選んだか
普段はふんわり系のミックスを使うことが多いのですが、気分転換に“もち系”を試したくて購入しました。パッケージを開けると、小麦の甘い香りがふわっと広がります。粉の粒子は細かめで、混ぜた段階から生地がつるんとまとまり、焼き上がりの弾力を予感させます。
作り方と焼き方のコツ
基本はパッケージどおりで問題ありませんが、より「もち感」を楽しむために意識したのは次の点です。
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混ぜすぎない:粉っぽさが消えたらストップ。混ぜすぎると重くなりやすいです。
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小さめ&厚めに流す:直径10~12cmくらいにすると中心までむちっと仕上がります。
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弱めの火でじっくり:表面にぷつぷつ穴が出てきたら返す合図。フタをして蒸気を逃がし過ぎないのがポイント。
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焼き色は“薄きつね”:焦がさないことで、内部の水分が残り、もっちり感が際立ちます。
食感と味のレビュー
まず食感。名前負けせず、しっかりもちもちです。噛むほどに弾力が戻り、パンケーキというより“やわらかい餅とケーキの中間”のような不思議な満足感。甘さはほどよく、バターやシロップを合わせてもくどくありません。小麦の香りがはっきりしていて、冷めてもパサつきにくいのが好印象。焼きたては外側さくっ・中むちっ、時間がたつと全体がしっとりに寄っていくので、どちらの表情も楽しめます。
通常ミックスとの違い
ふわふわ系ミックスは気泡を抱えて軽やかにふくらみますが、『極もち』は“高さより密度”で勝負という印象。フォークを入れた時の抵抗が違い、層がむっちり詰まっています。シロップをかけてもすぐに吸い切らず、生地そのものの存在感が残るので、トッピングの味に負けません。朝食で1~2枚でも満足度が高く、間食にも向いています。
相性のよいトッピング&アレンジ
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定番:バター+メープル。塩気とコクで弾力が引き立ちます。
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和風:黒みつ+きなこ。もち系食感と相性抜群で、デザート度が一気にアップ。
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チーズ:軽くのせて余熱で溶かすと、塩味が加わって甘じょっぱさが楽しいです。
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ホットサンドメーカー:外をカリッと、中をさらにむちっと。持ち歩きおやつに。
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どら焼き風:小さめに焼いて粒あんやクリームを挟むと、厚め生地でも食べやすい一体感になります。
作り置きと保存のコツ
焼いた翌日もおいしく食べられました。粗熱が取れたら1枚ずつラップ→密閉袋で冷蔵。温め直しは電子レンジ短時間→フライパンでさっと表面を温め直すと、もち感が復活します。冷凍なら重ならないように薄く並べてから袋へ。朝に取り出して常温解凍でも問題ありません。
感想
率直に「買ってよかった」です。名前の勢いに負けない食感で、“今日はしっかり満たされたい”という日にぴったり。家で手軽にこのもちもちを再現できるのは強みだと感じました。ふんわり軽さより、噛む楽しさや満腹感を求める人には特に刺さると思います。家族の評判も良く、次回はまとめて焼いて冷凍ストックにしておく予定です。
終わりに
『極もち』は、手間を増やさず満足度を上げるタイプのミックスでした。焼き方のコツは“混ぜすぎない・弱火で厚め・薄きつね色”の3点。そこさえ押さえれば、誰でもお店級のもちもちに近づけます。次は黒みつ+きなこ+バターの三段重ねで、和スイーツ路線を攻めてみます。焼く時間がちょっとした楽しみになりました。


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