こんにちは!最近出張期間中に必ず太ってしまう癖が出来上がってきたとよたろうです。
今回は、自宅で実践できる「飛ばないHIIT」について、ご紹介させていただきます。
このトレーニング方法は、特にマンションやアパートにお住まいの方に最適です。
なぜなら、飛び跳ねる動きがないため、ご近所に迷惑をかけることなく、高い脂肪燃焼効果を期待できるからです。
飛ばないHIITとは何か
飛ばないHIITは、高強度インターバルトレーニング(HIIT)の一種ですが、ジャンプなどの飛び跳ねる動きを取り入れない、静かなトレーニング方法です。通常のHIITと同様に、高強度な運動と低強度な運動(または休息)を交互に繰り返すことで、短時間で効率的に脂肪燃焼を促進します。
このトレーニングの最大の特徴は、アフターバーン効果を活用している点です。運動終了後も、一定時間代謝が高い状態が続くため、トレーニング中だけでなく、その後の日常生活でもカロリー消費が増加し続けるんです。つまり、短時間のトレーニングでも、長時間の脂肪燃焼効果が期待できるということなんですね。
飛ばないHIITの5つのトレーニング種目
このプログラムは、全5種目を連続して実施し、その後2セット目として同じ種目を全力で行う構成になっています。上半身と下半身の動きを交互に行うことで、全身をバランスよく鍛えられます。
1. ランローイング(Run Rowing)- 40秒間
ランローイングってどんなトレーニング?
ランローイングは、このプログラムの第一段階で、体全体を温めながら心拍数を上げていく役割を果たします。ウォーミングアップ的な種目ですが、後続の種目での運動効果を高めるために、非常に重要なステップなんです。
正しい動作方法
このトレーニングで大切なポイントは、肩甲骨を大きく動かすことです。背中を引き付けるイメージで、肩甲骨周りの筋肉をしっかり温めていきます。ただ腕を動かすのではなく、体全体をねじる「ひねり」をイメージしながら行うことで、肩甲骨周りを効果的に活性化させられますよ。
初回は体を温めることに専念していただき、2セット目では、腕や足だけでなく、体を大きくねじり、背中の収縮を感じることを意識していただきたいです。疲労が蓄積している状態でも、背中への刺激を保つことで、より効果的な脂肪燃焼が期待できます。
2. 空気椅子スクワット(Air Squat)
下半身を徹底的に鍛える
空気椅子スクワットは、下半身を徹底的に燃やす種目です。大腿四頭筋、大臀筋、腹筋に同時に負荷をかけることで、効率的なカロリー消費を実現します。下半身は体の中でも大きな筋肉が集中しているため、ここを鍛えることで高い脂肪燃焼効果が期待できるんですね。
動作のポイントをご説明します
足を腰幅より少しワイドに広げ、つま先と膝が同じ向きになるようにして腰を落とします。正しい姿勢で行うことで、お尻、太もも、腹筋に効いている感覚を感じることができますよ。
初心者の方が陥りやすい失敗は、体が前に倒れてしまうことです。これでは下半身に効かず、腰への負担が増えてしまいます。常にお腹を引き締め、背中をまっすぐにして行うことが重要です。
2セット目では疲れが蓄積し、上半身が前に倒れやすくなってしまいます。このタイミングで、しっかりお腹に力を入れ、小刻みに上下にバウンドさせることが鍵となります。そうすることで、さらに下半身への負荷を高め、脂肪燃焼効果を増幅させられるんです。
3. 上半身ランニング(Upper Body Running)
心拍数をぐんぐん上げていく
上半身ランニングは、上半身全体を大きく動かし、心拍数を素早く上昇させる種目です。この段階で血流がどんどん上がり、脂肪燃焼が急速に進んでいきます。プログラムの中盤に位置する重要な種目なんですね。
効果的なやり方のコツ
上半身全体でリズムをとり、それに合わせて手を振るイメージで行うことがポイントです。リズムが崩れないよう、実際に走ることをイメージしながら体を大きく動かすことが大切です。
この時、下半身は少し休憩してもかまいません。目標は心拍数を上げることであり、上半身の大きな動きに専念することで、より効果的に心拍数を上昇させられますよ。見た目には簡単な動きに見えるかもしれませんが、なるべく心拍数を上げられるよう意識して行うことが、このプログラムの成功を左右する重要なポイントなんです。
4. バーピースクワット(Burpee Squat)
全身を使った最強の脂肪燃焼種目
バーピースクワットは全身運動であり、このプログラムの中でも最も脂肪燃焼に効果的な種目です。かなりきつい種目ですが、全身に乳酸がたまり疲労しているのは、効いている証拠であり、脂肪が燃焼している証拠なんです。アフターバーン効果を最大限に引き出すために、この種目での全力の取り組みが不可欠となります。
正確なフォームが重要です
手を床につき、バーピー(プランク)の姿勢に入る時は、頭からかかとまでが一直線になるようにします。お尻が上がってしまうと、腹部や全身に効かないため、自分が板になったつもりでまっすぐな直線を保つことを強く意識していただきたいです。
その後、両手を振り上げてスクワットの姿勢になり、再びバーピーに戻ります。この一連の動きを素早く、正確なフォームで繰り返すことが、高い脂肪燃焼効果につながるんですね。疲労困憊の中でも、正しいフォームを維持することが、効果を最大化するための秘訣となります。
5. ブルガリアンスクワットキック(Bulgarian Squat Kick)
プログラムの最後の力を振り絞る
ブルガリアンスクワットキックは、1セット目および2セット目の最後の種目であり、心拍数を思いっきり上げるラストチャンスとなります。下半身を集中的に使い、疲労困憊の状態で最後の一押しを行うことで、アフターバーン効果を最大化します。
バランスと力を同時に鍛える
この種目は片足を主に扱うため、バランス力を駆使する必要があります。常に重心を安定させ、体がぐらつかないようにすることが大切です。
キックは大きく足を振り、スクワットは深く沈むことを意識していただきたいです。上半身は常に立てて行い、下半身の動きに集中することで、より高い負荷を下半身にかけられますよ。プログラムの最後だからこそ、全力を尽くすことが重要なんですね。
アフターバーン効果について詳しくご説明します
このプログラムで度々登場する「アフターバーン効果」について、もう少し詳しくご説明させていただきたいと思います。これはEPOC(Excess Post-exercise Oxygen Consumption)とも呼ばれ、運動終了後も一定時間は代謝が高い状態が続く現象なんです。
つまり、トレーニング中だけでなく、その後の日常生活でもカロリー消費が増加し続けるということです。高強度な運動と回復を繰り返すHIITトレーニングは、このアフターバーン効果を特に引き出しやすいとされています。だからこそ、短時間のトレーニングでも高い脂肪燃焼効果が期待できるんですね。
実施する際の注意点と安全なトレーニング方法
このプログラムは高強度なため、全力で取り組むことが効果を最大化するポイントです。しかし、無理をして怪我をしては本末転倒です。自分の体力レベルに合わせて、段階的に強度を上げていくことが重要なんですね。
特に初回は、各種目のフォームを確認しながら、無理のないペースで実施することをお勧めします。正しいフォームで全力を尽くすことが、アフターバーン効果による継続的な脂肪燃焼を実現するための鍵となるんです。
また、このプログラムは週に3日から4日程度の実施が目安です。トレーニング日と休息日のバランスを取ることで、体の回復を促し、より効果的なトレーニングが実現できますよ。十分な睡眠と栄養摂取も、効果を最大化するために欠かせません。
飛ばないHIITで理想の体を手に入れよう
「飛ばないHIITで限界を越えろ!!」は、短時間で高い脂肪燃焼効果が期待できる、現代人にぴったりのトレーニングプログラムです。飛び跳ねる動きがないため、環境を選ばず実施でき、アフターバーン効果により運動後も脂肪燃焼が続きます。
正しいフォームを意識しながら全力で取り組むことで、あなたの理想の体作りが実現するでしょう。自宅で、好きな時間に、ご近所に迷惑をかけることなく実施できるこのトレーニング。今日から、このプログラムで限界を越えるトレーニングを始めてみませんか。


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